2024年10月08日
皆様方、こんにちは!
本日は今回の買い付けで入手以降、
現在、多くの皆様方があっちこっちで話題にして下さっている
あの 【 スーパースペシャルビンテージ 】 をご紹介させて頂きます!!
あ!!
先にお伝えさせて頂きます。
本日のブログ、ボクの一方的な想い&病気が溢れちゃうので少し長くなります。
ご興味の無い方、お時間の無い方、
ご面倒な方、スルーして下さい。
いや~
帰国して、かれこれもう、二週間以上経つんですが、
今尚、高揚&興奮が治まりません!!
俗に、 【 服好きの心射貫く!! 】
な~んて、
しばしばファッションファンの方々が言いますが、
本日ご紹介するアイテムは、その最たるアイテムじゃないでしょうか。
因みにボク個人的には、
ここ数年の買い付けアイテムにおいて、
当該アイテム発掘におけるそのプロセスやストーリー、
また、今回の入手に関わって下さった方々の溢れる想い、
何より、そんな皆さんのご尽力、それら背景も相まって、
ここ数年のビンテージ買い付けアイテムにおける、
断トツの一位獲得。
既にもう、ボク自身が 【 グッサリ 】 と射貫かれちゃってます~
いや、もうここまでくると 【 スーパービンテージ 】 云々は言わずもがな、
個人的にはもう、
運気も勝機も全てが滲み、溢れ出ているパワーアイテムなんです (あくまでも個人的にね)
その所以はこのブログで下記に熱く書いてますし、
ボクなりにその理由を書いてます。
ご興味のある方はお付き合い頂ければ幸いです。
じゃーーんっ!!
米西部、ユタ州北部、
キャッシュ群に位置する小さな田舎街に
1900年代初頭に建てられ
今尚、現存する
4世代にわたる古い農家を含む、その集落の納屋から発掘されました!!
因みに この “ 【 4世代 】 にわたって~ ”
今尚、この農家が 【 繁栄 】 している点も見逃せませんね~
“ 4世代って ” 、凄すぎませんか!?
もぅ~あんぐり。
よくぞ、出てきてくれましたよ!!
写真からもその圧倒的なまでの存在感に暫し、茫然自失。
我を忘れ、ずーーーーっと見入ってしまいます。
悠久の時を越えて、よくぞ2024年の現代へ、日本へ、ここ京都、カプリへ!
【 これにはきっと、何かしら意味合いがあってのこと 】
ボクはそう信じて止みません。
だって、世の中の全ての事って多分、 【 偶然 】 って無くって
全て 【 必然 】 って考えてるタイプなので。ボクは。
出所背景及び、
当該JK発掘者である 【 CROCKETT氏 】 の話から
おおよそ、1910年代後半~1920年代前半頃までの個体と推測。
写真が発掘者である上述の 【 CROCKETT氏 】
同じくユタ州北部、LOGAN 在住のビンテージハンター。
カリフォルニア州在住のボクの頼れるサプライヤーを通して、
今回、 【 CROCKETT氏 】 からの入手が叶いました。
で、こちらがその発掘現場。
上述のユタ州北部、キャッシュ群に位置する小さな田舎街に
1900年代の初頭に建てられ
今尚、現存する
4世代にわたる古い農家を含む、集落にある納屋。
以下写真は発掘者である 【 CROCKETT氏 】 から送られてきた、
発掘時の模様。
納屋の2階からの発掘戦利品を望む。
納屋2階の発掘現場。
納屋所有者の証言によると、
おおよそ、~100年前の当時、
当該JKを含む今回の他の発掘物(被服)は、この農家の主たる収穫物であった
ジャガイモの加工作業時や、
豆類の加工作業時、また農作業時に着用されていたものだそう。
で、察するに、ある時期からずーーーっと、
誰にも着用されることなく、
この納屋で、来たる収穫作業の日に備え、長い眠りについていた.........。
このJKを眺めながら、ボクはそんな想像をしています。
いや、これ、あながち間違っていないでしょう。
まさに、 【 悠久の時を超えて 】 。
当該、チョアJK (カバーオール)の発掘時、
一緒に現場で見つかった当時の広告物。
その内容や
納屋所有者の証言、CROCKETT氏の証言から、
当該JKはやはり、1910年代後半~1920年代の個体推定と合致します
更に、これらは以下に明示する
同ブランドヒストリーからも概ね合致、証明することが出来ます。
首タグ中央辺りには、赤文字でブランド名を意する
“ Scowcroft's Never Rip ” の記載を確認。
下部にはサイズ表記を示す 【 Size 38 】 の記載、
そして、同社の製品であり、そのブランドの旨を意する
“ JOHN SCOWCROFT & SONS CO. ” の記載も。
“ JOHN SCOWCROFT ” は1880年にこの地に移住。
ほどなく “ JOHN SCOWCROFT & SONS CO. ” は、
この納屋からも近い、
ユタ州 【 オグデン 】 にて創業。
創業当初は食品や菓子類を販売。
その後、1910年代頃~は “ Never Rip ” ブランドをスタート。
オーバーオールやコート等も製造、販売。
もう、このブログを書いているだけでも胸が高鳴り、ゾクゾクします。
まさに、古き良き時代のアメリカ!!って感じですよね~
ユタ州に移住してきたある男とその家族の
片田舎の小さな街の、
小さな小さな、親子経営商店の熱きサクセスストーリー!!
そして、そんな親子たちのパイオニアスピリッツ(開拓者精神)!!
昔、西部劇か?何かの古い映画で言ってたセリフを鮮明に覚えているんですが、
劇中、登場人物の誰かが
『 フロンティアスピリッツ(先駆者精神)無くして、パイオニア(開拓者)にはなれない!! 』
ボク自身も心の奥で今も大切にしている言葉なのですが、まさにこの言葉がピッタリ。
フロンティア=未開拓や新分野における先駆者、
パイオニア=開拓者
両者、似たような意味合いの言葉だけど、ボクはこう捉えてます。
かつてのLee をはじめ、
今日に語り継がれる零細なアメリカンワークウェアブランドや、
小さなデニムブランドがそうであったように、
また、これらを取扱う所謂、 【 ジェネラルストア 】 がそうであったように、
古き良き時代のアメリカの片田舎の小さな街の
熱い物語に想いを馳せてみようじゃありませんか。
発掘されたもの全ての、
泥や埃、汚れを落とす作業から開始。
この作業を幾度となく繰り返したんだそう。
で、こちらは 【 CROCKETT氏 】 所有の写真。
( ※氏のインスタグラムでも同じ写真がアップされております。
氏のアカウントは近日中にボクのインスタグラム内でメンション、公開致します!)
実は今回、同じ個体が同時に2着、見つかってるんです~!!
こんなJKが2着存在することが、そもそもヤバすぎますよね~
当然、所有者も同じ。
だから、同じサイズ、似たような場所に似たようなダメージ。
で、結果から先にお伝えすると、
2着を同時に見させてもらって、ボクは下段のものに決定、購入しました。
理由は3つ!!
① そもそも、すんごい値段なので2着も同時に購入出来ない!!
② 下段の個体の方が陰影、濃淡がボク好みで、下段の方がダメージが少ない!
③ なぜか下段の個体がずっと、ボクを呼んだし、話しかけてきた(これ、本当)
この背面写真からもお分かり頂けるかと思うのですが、
所有者はこのJKをタックインで着用し、
その上からオーバーオールや作業用のエプロンを着用して、
ジャガイモや収穫物の加工をしてたんだそう。
もちろん、こんなにも鬼ヒゲってるからには、
ピッチピチのジャストサイズでの着用は言わずもがな、お察しの通り。
悠久の時を超えて、
よくぞ、ボクの前に現れてくれました!
『 いつの日か、またきっと!! 』 と、
来たる収穫の日に備え、
ユタ州北部の片田舎の納屋で長ーーーい眠りについていた当該JK!
今度は貴方(JKのこと)が、
悠久の時を経て、蓄えてきた4世代にもわたる繁栄を、現代のパイオニアへ!!
冒頭でも書きましたが、
この出逢いは必然であり、何かしら意味がある、ボクはそう信じて止みません。
イラストのチンストラップ付のカバーオールに酷似してますね。
打ち込み式の各ボタンにも 【 NEVER RIP 】 の刻印入り
その興味は尽きません!!
鉄製につき、錆具合もムード満点でしかありませんね。
ポケット内部にはユニオンチケットも付属
こんなにきれいな状態で残っているなんて奇跡でしかありません!
左右の袖にご覧のような擦れやホールがございます。
アイテム特性を考慮し、修復は施さずに販売をさせて頂きます。
もちろん、ご購入後のリペアのご相談はお気軽にお申し付け下さい。
※ リペア用の古いビンテージのデニム生地はふんだんにご用意がございます。
おおよそ、100年以上の時が経過した個体とは到底思えません!!
その佇まいはまるで造形物の如く。
これほどまでの個体の入荷は
恐らく、いえ間違いなく、これが最初で最後でしょう。
1880年代にユタ州に移住してきたある男とその家族の
片田舎の小さな街の、
小さな小さな、親子経営商店の熱きサクセスストーリー!!
そして、そんな親子たちのパイオニアスピリッツ(開拓者精神)と一家の繁栄が宿った
スペシャルピースとなっております!
LATE 1910's ~ 1920's “ Scowcroft's Never Rip / JOHN SCOWCROFT & SONS CO. ”
DENIM CHORE JACKET(COVERALLS) / W.CHIN STRAP
¥4,950,000(税込)
営業時間 12時〜18時
店休日 火曜日、水曜日
※※ 一部の高額商品及び、【特別室】でのご対応となる
アポイント商品をご覧になりたい一般のお客様のご予約受付は
HPお問い合わせ欄よりご対応させて頂きます。