2008年05月26日
再び、買付け日記。
いつも通り、今回も 一点モノ 求めて
アメリカの田舎街も しっかり 回ってきましたっ。
LA や、NY の大都会も 仕事上、外せない都市ですが...
アメリカの田舎街も まだまだお宝が、ザックリ眠ってます。
気温 華氏 111℃ = 約
43.8℃ ! 灼熱の 砂漠を 目的地 目指して、ロングドライブっ!
それにしても、暑いっ!
気温 43 度ですからねっ。
ファーファも、暑いっ。
さて、今日は 今回 買付けてきた、
ベークライト(bakelite)の アクセサリーをご紹介。
その前に...
写真は、今回 買付けてくる事はできなかったんですが...(涙)
超スペシャルな逸品。
写真だけでも、ぜひっ!
1940~50年代頃のモノ。
当時の袋に入ったままの、未使用のデッドストック品。
ハートとキーが デザインの、ベークライト(bakelite)のブローチ。
とっても、珍しいですっ。 ハイ。
デザイン的にも、コンディションも、全て...
まず、こんなの見つかりません... ハイ。
驚くべきは、その価格...。
4500 ドル !!! 5月25日現在のレートなら、日本円に換算して
だいたい...約
46万円 くらいっ!!!
ウチでは、買えませんでしたが... (涙)。
で、なぜ ベークライト(bakelite)のアクセサリーに
こんな 高値が付いちゃうのかっていうと...当然 希少だから。
ご存知の方も、たくさん いらっしゃるかと思いますが、
さっきから、お話している “ ベークライト(bakelite) ” って、
簡単に言えば 素材の名称の事で、
分かりやすく言うと、プラスチックの前衛素材。
可燃性や変色、強度などの問題、第二次大戦後の高機能プラスチックの登場などで、
どんどん、姿を消していった “ ベークライト(bakelite) ” 。
その希少性も さる事ながら、独特の重量感や質感なども、相重なり
また、アート性の高い デザインのモノとなれば、
アンティーク ジュエリー ファンや コレクターの間では
高値で 取引きされます。
“ ベークライト(bakelite) ” 素材を用いた、アクセサリーや ジュエリーは
上記のような 素材の特性や、その加工技術の 難しさなんかもあって、
現在では、専門の職人さんも 少なくなって 、
現存する、アンティークの “ ベークライト(bakelite) ” アイテムは、超希少っ!
写真の、
“ ベークライト(bakelite) ”のマージャンパイ ブレス は
今回 カプリに 入荷のモノ。
おかげ様で、すでに
完売。
“ ベークライト(bakelite) ”のコンディションは もちろん、
ゴムの交換や変更のない きれいな フルオリジナル品でした。
あと、今回は “ ベークライト(bakelite) ” ファンの 間では
とても人気が高く 珍しい、 人形や ロボットモチーフの
“ ベークライト(bakelite) ”のブローチも、買付けに成功。
数年前に、プラダが この辺りを サンプリングして
こんな感じのキーホルダーや、ブローチを出してたの、
覚えてらっしゃる方も 多いハズ。
写真は、今回入荷の “ ベークライト(bakelite) ” の ブローチ。
何とも言えない、それぞれの顔の表情や 雰囲気、色使いが
実に、カワイイっ。
手作り感も、何とも言えない かわいらしさ。
1940~50年代頃のモノです。
ハンドペイントが施された、表情には 何とも言えない 愛らしさが。
サイズ感は、ご覧の通り。
下記、カプリHP商品カテゴリーで アップ致しました。
http://capri-kyoto.ocnk.net/product-list/50